RIZAP ENGLISH(ライザップインイングリッシュ)でTOEIC 250点アップしました!
しかわずか3か月で。
そんなことが可能なの?
っていうかライザップってダイエットだけじゃなかったの?
3か月間どんな勉強したの??
そんな疑問に答えるため、30代サラリーマンである私がライザップイングリッシュに通った汗と涙の3か月間を完全記録しました。
ライザップイングリッシュに通ってみようかな~と考えている人の参考に少しでもなれば幸いです。
目次
ライザップイングリッシュでTOEICスコア250点アップしました!
RIZAP(ライザップ)といえばダイエットでおなじみですよね?
正直あのCMを見るたびに、

なんて思ってました。
そんな自分でしたが、4ヶ月以内にTOEIC800点以上が必要という切羽詰まった状況に追い込まれ、ライザップがプロデュースする英語スクール「RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)」に入って、3か月間みっちり勉強。
2017年7月のTOEIC公開テストで875点を獲得し、目標だったTOEICスコア800点越えを達成しました。
入会前のスコアは625点だったので、3か月で250点アップしたことになります。

おお!ライザップイングリッシュってすごい!効果あるじゃん!と思ったそこのあなた!
早とちりは厳禁です。ライザップイングリッシュは「魔法のように誰でも簡単にTOEICのスコアが上がる」というものではありません。
私はライザップイングリッシュに通った3か月間、忙しい仕事の合間を縫って吐くほど勉強しました。
そして目標を達成しました。
ライザップイングリッシュのHPを見ると、
- 結果にコミットする
- 「2か月で200点アップ!」
などと書いてありますが、効果があるのはあくまでもライザップイングリッシュで必死に頑張った人だけ。
ライザップイングリッシュは英語学習に本気になったあなたが途中で挫折しないように、目標達成まで熱心にサポートしてくれるパートナーです。
自分が必死で頑張るためにライザップにお金を払う価値があるの?
本当にライザップイングリッシュで効果がでる?
3か月間はいったい何をやらされるの?
半信半疑の人もいると思います。
そんな人は、私がなぜライザップイングリッシュに通おうと思ったのか、通った結果どうなったのか?
これから超詳しく書いていきますので、ぜひご覧ください!
4ヶ月以内にTOEIC800点を取得せよ!?私がRIZAP ENGLISHに頼った理由とは?
ずばり、私がRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)に頼ったのは、4ヶ月という短期間でTOEIC800点以上が必要だったからです。
私は30代の中年サラリーマンですが、すべての始まりは年末年始の休み明け早々に上司から言われた言葉でした。

わが社では上司から推薦を受けなければ昇進試験を受けられません。
そして、推薦を受けたからには基本的には合格しなくてはいけません。
もし落ちると、推薦してくれた上司の評価に響くのです。
サラリーマンになったからには私にも出世欲はあります。
これは願ってもないチャンス!なので、この話があったとき、私は2つ返事でOKしました。


何、トイック??
たしか意識高い系だった新入社員時代(15年くらい前)に受けたけど、600点台後半くらいは取ったなあ。
そして、昇進の基準はたしか700点だったはず。
ということは、ちょっと勉強すれば余裕でしょ!

願ってもない昇進のチャンスに意気揚々としながら、一応人事部へ昇進試験の受験資格確認へ行きました。
すると、



昨今のグローバルブームのあおりを受け、なんと昇進試験受験に必要なTOEICスコアの基準がいつのまにか800点になっていたのです。
とはいえ、この時点で私は800点がどれほど高い点なのか、あまり理解していませんでした。
600点代後半とれたんだから(※15年前です)、ちょっと勉強すれば800点くらいなんとかなるだろうと根拠のない自信がありました。

そしてTOEICの参考書を買って一ヶ月くらい独学で勉強。
満を持して2017年3月の公開試験を受けたのでした。結果は....
625点で見事撃沈!
TOEICなんて独学で余裕!なんて思ってましたが、実際独学でやってみると全然無理。
ミッション・インポッシブル!だったのです。
あれ、これってもしかしてやばいんじゃないのか?
血の気がさーっと引いていく感じでした。
なんせこのスコアを手にしたのが2017年の4月、昇進試験を受けるには2017年8月末までにTOEICのスコアを人事部に提出しなくてはいけません。
リミットは4ヶ月!
このままTOEIC800点超えられなければ、上司の顔に泥を塗ってしまい、2度と推薦は受けられないかもしれない!
私のサラリーマン人生をかけたチャレンジが始まりました。
そこからグーグルで、
「TOEIC 短期間 スコアアップ」
などと検索し、TOEICのスコアを短期間でアップさせる方法を調べまくりました。
そして私がたどり着いた答えが、TOEICのコーチングスクールです。
コーチングスクールとは、TOEICのスコアアップのために、専属のコーチがついてマンツーマンで学習サポートしてくれる塾のようなスクールのこと。
質の高いコーチが徹底サポートしてくれるおかげて、コーチングスクールに通って驚異的なスピードと効率でTOEIC目標点達成している人がたくさんいるみたいです。
ただひとつ難点は、そういったコーチングスクールは料金が高いこと(だいたい月当たり15万円程度します)。
払えなくもないですが、やっぱり月に15万円は高い!
ですが、独学での学習に早くも限界を感じていた私は、これに賭けるしかない!!と飛びつきました。
昇進試験を受けられないかもしれないという絶望の淵に一筋の光が差し込んだかのような気持ちになり、さっそく都内にある複数のコーチングスクールの口コミや評判を調べまくり、実際に出向いて無料カウンセリングを受けてみました。
そのなかの1つがRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)です。
ライザップってあのダイエットの会社でしょ?
その時はそれくらいにしかライザップのことを知らなかったんですが、ライザップはこれまで5万人以上のボディメイクをプロデュースしてきたノウハウを生かして、2016年夏に英語コーチングスクールを開講していたんです。
ライザップといえばダイエットというイメージですが、モチベーションを上手く管理することによって、一人では挫折しやすいダイエットを成功に導くという点では、独学では挫折しやすい英語学習と共通点があるんですね。
ライザップイングリッシュの無料カウンセリングを受けてみて、私が惹かれたのが
- なぜ多くの人が独学だと挫折するか?
- 今の私の実力でTOEIC800点を4ヶ月以内に達成するには何が必要か?
- 目標達成のためにトレーナーは何をしてくれるのか?そして私はいつまでに何をしなければいけないのか?
を非常にわかりやすく的確に指摘してくれた点です。
そしてカウンセリングを担当してくれたカウンセラーの熱気。
これがすさまじかった。

と、まっすぐ目を見ながら言われたときには惚れてまうやろーって感じでした。(※カウンセラーは男性でした。)
料金は50万円近くするし、カウンセリングで教えられた学習スケジュール、勉強量には正直圧倒されましたが、これはもうやるしかない、ライザップイングリッシュに賭けるしかない!という思いで入学を決めたのでした。
RIZAP ENGLISHの始まりはカウンセリングから。無料カウンセリングでは何をする?
ライザップイングリッシュのすべては無料カウンセリングから始まります。
私がライザップイングリッシュに通うことに決めるきっかけともなった無料カウンセリングではいったい何をしてくれるのか?
詳しく見ていきましょう!
無料カウンセリングは決意を固める時間
私の個人的体験から思うに、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の無料カウンセリングのの役割は、生徒が本気で頑張る決意を固める時間です。
詳しくは後述しますが、カウンセリングでは現在の英語力をもとに、目標TOEICスコアを獲得するために必要な入学後の学習スケジュールを詳しく解説してくれます。
私は最初にそれを聞いたとき、そのあまりの学習量に圧倒されました。
フルタイムで働いている私のようなサラリーマンにこのスケジュールがこなせるのか??
でも逆にそうまでしなければ、短期間でのスコアアップは望めないのです。
ここで決意を新たにして、よし本気で頑張るぞ!と心に誓う。
ライザップイングリッシュの無料カウンセリングはそういう時間だと思います。
ライザップイングリッシュのキャッチコピーは「結果にコミットする」ですが、ライザップイングリッシュが提案する学習スケジュールにあなたもまたコミットしなければ効果は上がらないのです。
無料カウンセリングは目標を明確にする時間
ライザップイングリッシュでTOEICのスコアアップに挑もうとしている人は、目標とするスコアがあるはずです。
ところがライザップイングリッシュのカウンセリングでは、さらにそこから一歩突っ込んで明確に目標設定をします。
私の目標は先述の通り4ヶ月以内に800点を取るでした。
ところがライザップイングリッシュのコンサルタントさんから

と聞かれたのです。
これをより深く考えることで、学習へのモチベーションが高まり、目標達成できる可能性が上がるそうです。
私の場合はそれも明確でした。


とのアドバイスをもらいました。
カウンセラーの方いわく、ネガティブなことを考えると学習でちょっとつまずくとモチベーションが激しく低下する傾向があり、目標達成の妨げになるんだそうです。
これには目からウロコでした。
私は800点取らないとヤバイ!と焦るあまり、取れなかったらどうしよう?もう出世できない!とネガティブなことばかり考えていました。
なのでアドバイス通りに
800点取って、昇進して、給料アップして、同期も差をつけてウハウハ
という、小学生のような想像をすることにしました。(カウンセラーの方いわく、それが大事だそうです。本当です。)
まあ実際には昇進試験自体に受からないと昇進できないんですけど(笑)
実際のカウンセリングの流れ
私はカウンセリングも実際のレッスンもRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)池袋店で受けました。
池袋店は東京メトロ丸の内線池袋駅近くの雑居ビルにあります。
店内は白と黒を基調として洗練されたおしゃれな雰囲気で、学校という感じではありません(写真)。

エステみたいな感じです。エステ行ったことないですけど。
実際の無料カウンセリングでは、まずカウンセリングシートの記入を行います。ざまざまな質問に答えるアンケート用紙のような感じです。
質問は目標とするTOEICのスコアについてや、現在とこれまでの英語学習状況といった英語に関することのほか、睡眠時間や飲酒頻度など生活習慣に関することまで多岐にわたります。
この情報をもとに完全オーダーメイドのカリキュラムを組んでいくんですね。
カウンセリングシートを書き終えたころにカウンセラーの方が部屋にやってきます。
カウンセラーの方は実際にライザップイングリッシュでトレーナーとして働いている方ですが、カウンセリングをしてくれた人があなたのトレーナーになるとは限らないようです。
カウンセリングシートに、トレーナーは男女どちらがいいか?指導は厳しいほうがいいか優しいほうがいいか?などの質問があったので、それをもとにマッチングしているものと思われます。

カウンセラーの方とは、私が記入したカウンセリングシートの内容をもとに少しお話をします。
ここで私は4ヶ月でTOEIC800点取らないとヤバイ!という話をしました。
そして出たのが上記のネガティブ思考はよくない、という話です。
つづいて現在の英語力を測るテストを受けます。
テストは日本語を英訳する問題とリスニング、スピーキングでした。
日本語英訳はめちゃくちゃ簡単だった覚えがありますが、リスニングは逆にクソ難しかった印象です。
スピーキングは指定されたお題について好きなようにしゃべるといった感じでした。
このテストの結果をもとに、カウンセラーの方が現在の私の英語力を分析してくれて、目標達成(短期間でTOEIC800点)にはどういった勉強がどの程度必要なのか?ライザップイングリッシュでは何をしてくれるのか?を詳しく解説してくれます。
ライザップイングリッシュは基本毎日3時間の英語学習を前提としています。
毎日3時間って、フルタイムで仕事をしている社会人にはかなり厳しい条件です。
私はこのスケジュールがこなせるのか不安になり、カウンセラーの方に根掘り葉掘り質問してしまいました。
でもカウンセラーさんは嫌な顔一つせずに丁寧に質問に答えてくれました。
カウンセラーの方は他にも、なぜ英語学習は独学だと続かないのか?
ライザップイングリッシュは挫折しないためにどういったサポートをしてくれるのかを熱心に説明してくれました。
このカウンセラーの方の熱心さが、わたしがライザップイングリッシュに入会を決めた1番の理由です。
そして最後に「スコアアップのための誓約書」なるものにサインをします。(※契約書じゃないですよ。)
これはライザップイングリッシュに入会したらやらなければならい事の一覧表みたいなもので、「目標のTOEIC〇〇点を取る」とか「一日3時間勉強する」といった項目が20個くらい並んでいます。
ここで、TOEIC800点を取る断固たる決意を固めるわけです。
無料カウンセリングの注意点
ライザップイングリッシュは超人気スクールのため、カウンセリングの予約枠はすぐに埋まってしまいます。
特に社会人の方が時間の融通が利く平日5時以降や土日は激しく予約が取りにくいです。
私も第一希望の予約は取れませんでした。
ライザップイングリッシュは、無料カウンセリングを受けた店舗で入学するのが原則らしいので、もし入学するとしたら通いたい店舗で無料カウンセリングを受けましょう。(※実際は別店舗に入学できるという情報もあるので、必ず確認してください!)
そしてこれは最も重要ですが、無料カウンセリング後すぐに入学できるわけではありません。
ライザップイングリッシュは本当に人気のため、入校待ちがあるのです。
私は池袋店希望でしたがプログラム開始まで3週間待ちました。
\ライザップイングリッシュ店舗情報/
どれくらい待ち時間にあるかは時期によるみたいですが、ネットの口コミによると2か月待ちってこともあるようです。
とにかく現在はライザップイングリッシュの需要と供給が合っていないので、少しでも興味があれば早めに無料カウンセリングを受けておくことをお勧めします。(煽るわけではないですが...。)
特に私のように目標スコアまでのタイムリミットがある人は、早めの行動が肝心です。
カウンセリングを受けたからといって、しつこく入会をすすめられることは絶対にありません。
これは、ライザップの公式サイトにもはっきりと書いてあります。
また、無理な勧誘などしなくてもライザップイングリッシュは常に入校待ちの生徒さんで溢れているからです。
RIZAP ENGLISHの基本はセッション、シュクダイ、そしてレポート
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)はTOEICスコアアップのための毎日の英語学習を総合的にコンサルタンティングしてくれるコーチングスクールです。
その基本はセッション、シュクダイ、レポートです。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
RIZAP ENGLISHのセッション

セッションとは、ライザップイングリッシュの店舗(写真)に来店してトレーナーさんから受けるマンツーマンのトレーニングです。
1週間に2回あり、自分のスケジュールに合わせて設定できます。
ライザップイングリッシュは7時-23時まで、土日も休まず営業していますので、忙しい社会人の方でもセッションに通いやすくなっています。
1セッションは80分で学習確認テスト30分、その後50分のマンツーマンレッスンという流れです。
私の場合マンツーマンレッスンは主に確認テストで間違えた個所の確認、効果が上がる学習方法の伝授、瞬間的に英語で反応できるようにする訓練などを行いました。
また、学習進捗状況の確認やカリキュラムの修正、勉強していくうえでの疑問点、不安点の解消、リフレッシュの仕方やモチベーションの保ち方なども教えてくれます。
ライザップイングリッシュでは、トレーナーさんが本当に親身になって私の学習に寄り添ってくれました。
私を担当してくれた方がたまたま当たりだったのかもしれませんが、高い料金を払っているとはいえ、トレーナーさんの熱心さは本当に心強かったです。
RIZAP ENGLISHのシュクダイ
なぜかカタカナになってますが、読んで字のごとく宿題です。
ライザップイングリッシュでは、セッションとセッションの間に毎日の学習でこなすべき課題を「シュクダイ」と呼んでいます。
シュクダイは、学習に使う教材の中から範囲を指定されますが、その量は膨大です。マジです。
ライザップイングリッシュでは毎日3時間勉強するのが約束になってますが、3時間毎日やっても終わらないんじゃないか?と思えるような量になっています。
次回のセッションではシュクダイの範囲から確認テストが出題されるので、真剣に勉強しないとすぐに結果として表れてしまいます。
RIZAP ENGLISHのレポート
毎日の学習時間、内容をLINEを使ってトレーナーさんに報告します。これがレポートです。
レポートすると、トレーナーさんからコメントが返ってきます。
日々の学習で疑問に思ったこと、不安なことなどもLINEで聞けばトレーナーさん答えてくれるのもうれしかったです。
私は毎日3時間の学習を約束しておきながら、時には学習時間を確保できなかったこともありました。
そしてそれも馬鹿正直に報告してました。
そんなときでもトレーナーさんはお説教するわけでもなく、どうすればもっと学習時間を確保できるのか?今後に向けての改善策を提案してくれました。
LINE報告すればたいていすぐに返事が返ってきて、担当トレーナーさんにはマジで頭が下がります。
私のRIZAP ENGLISHでの3か月。汗と涙の体験記
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)のTOEICスコアアップコースには2か月、3か月、4か月のコースがあります。
私はプログラム開始前のスコアが625点で、目標は175点アップの800点でした。
カウンセラーさんによれば、2か月で200点アップも十分可能で、これまで多くの生徒さんが達成されているそうです。
ただ私の場合は目標スコアまでのタイムリミットがあったので、より確実にスコアアップを目指すために3か月コースへの入会をすすめられました。
当然3か月コースのほうが料金が高いので、今思えば営業トークだったのかもしれません。
でも背に腹は代えられないと、すすめられるがまま3か月コースへ申し込んだのでした。
料金は入学金も併せて約50万円でした。
こちらが私のライザップイングリッシュスケジュールとTOEICスコアの変遷です。
見ての通り2ヶ月で800点をクリアし、最終的に875点を取れたわけですが、その道のりは決して平たんではありませんでした。
それでは私の汗と涙のライザップイングリッシュでの3か月をご覧ください!
時期 | イベント |
2017年3月中旬 | TOEIC ①回目受験 |
2017年4月中旬 | TOEIC ①回目スコア625点 |
2017年4月下旬 | RIZAP ENGLISHでカウンセリングを受ける |
2017年5月中旬 | RIZAP ENGLISH TOEICスコアアップコース開始 |
2017年5月中旬-6月上旬 | セッション1-8、 |
2017年6月上旬-6月下旬 | セッション9-16、TOEIC ②回目受験 |
2017年6月下旬-7月下旬 | セッション17-24(コース修了)、TOEIC ②回目スコア820点、TOEIC ③回目受験 |
2017年8月中旬 | TOEIC③回目スコア875点 |
私のライザップイングリッシュ体験談~1か月目~
私はカウンセリングを受けてから入校まで3週間待ちました。
今は条件によっては2か月、3か月も待つこともあるそうです!
私のトレーナーさんはカウンセリングをしてくれた方とは別の男性でした。
明るくてはっきりとモノを言う好青年です。20代後半くらいかな?
ライザップでの最初のセッションは、今後の学習スケジュールを明確化するために当てられました。
私は30代中堅サラリーマンなので、平日は毎日仕事です。家に帰ったら子供の世話も少々やります。
休日は主に子供の習い事の送り迎え、そして家族で買いものに出かけたりとそれなりに忙しい日々を送っています。
このスケジュールの中に、どうやって毎日3時間の学習を組み込んでいくか。まずはそれをトレーナーさんと話し合います。
ライザップイングリッシュでは、どうも3時間まとまってがっつりと勉強するよりも、スキマ時間を見つけてコツコツと学習するのを推奨しているようで、できればそうするように言われました。
たぶん毎日ガッツリと勉強していたんではモチベーションが続かないから?だと思います。
ライザップイングリッシュではオリジナルの教材と、市販の教材を組み合わせて学習していきます。
オリジナル教材といってもプリントの綴りです。
私が指定された市販教材はTOEIC公式の問題集と、あとはTOEIC用の単語帳、文法テキストです。

残念ながら市販の教材代はライザップイングリッシュの料金に含まれていませんので自腹です。
チッ、高い金取るくせに。。。と思ったのは内緒です。
上にも書きましたが、毎日の学習では「シュクダイ」と呼ばれる課題をこなしていきます。
シュクダイは指定された教材の範囲を学習し、次のセッションまでに修了することを求められます。
1時間はリスニングの勉強、あとの2時間は単語暗記と文法学習でした。
初めてのセッションで次回までのシュクダイの範囲を指定されたのですが、あまりにも量が膨大で「マジかwww」と笑いが漏れるレベルです。
だって、次のセッションって3日後ですよ?
こんなの3か月も続けられるのか?続けたところで目標点に届くのか?今さらながら疑問がわいてきます。
でももう後戻りはできません(実は30日間返金保証があるんですけどねw)。
トレーナーさんは優秀で頼りになるっぽいし、ライザップを信じて突き進むしかない!ということで、決意を新たに、私のライザップイングリッシュは始まったのです。
しかしいざ学習を始めてみると、意外に3時間学習ってできちゃうもんです。
例えば通勤中や帰宅中にリスニングの教材を聞く。これだけで1時間くらいになります。
ライザップのリスニング学習は、聞いて問題を解くよりもシャドーイングやディクテーションをすることを推奨されます。
シャドーイングは、周りに人がいるときははっきりと発音せずとも口をもごもごするだけでも効果があるようです。
さらには昼休みに英単語を覚えたり、帰宅後に文法の問題を解いたりして、あれ?3時間なんて余裕じゃね?って感じでした。
土日は通常は家族サービスをしていましたが、家族にも協力してもらって、たっぷりと勉強にあてました。
こうした学習内容と学習した時間は、毎日事細かにLINEでトレーナーさんに報告します。
するとトレーナーさんからはフィードバックが返ってきます。
学習を進めるうえで疑問に思ったことや不安なことも相談すればすぐに答えてもらえます。
2回目以降のセッションでは、最初の30分でシュクダイの範囲の確認テストをしました。内容は単語と文法です。
そして次の50分で確認テストで間違えた個所の復習、そしてリスニングのテストがありました。
リスニングのテスト後は間違えた個所の復習、そしてトレーナーさんとリスニングのスクリプトを音読しました。
ライザップイングリッシュでは、発音できる音は聞けるという理論のもと、とにかく音読・発音練習をしました。
発音できない音や間違えやすいところはトレーナーさんが丁寧に指導して直してくれます。
こんな感じで結構順調に毎日3時間コツコツとシュクダイをこなし、セッション2、セッション3までたどり着きました。
ところがサラリーマンというのは急に残業が入ったり、飲み会が入ったりして、その日に予定していた学習プランがこなせない日がやってきます。私の場合それがプログラム開始10日目くらいに来ました。
終業後に急な飲み会があり、酔っぱらって帰宅後に予定していた勉強が全くできませんでした。
1度満足に学習ができないと、モチベーションってガクッと下がるものなんですね。
さらに最初にがんばるぞ!と燃えていた炎もだんだんと小さくなってくるのもこの頃です。
ライザップイングリッシュに入ってまだ一ヶ月も経ってないのに早くも最大のピンチを迎えたわけです。
次の日に昨夜できなかった分を取り戻そう!と思っても、3時間プラス2時間くらいで合計5時間!と考えると気が滅入ります。
テンションが下がると、その日の学習にも身が入らなくなり悪循環です。
私は次のセッションで、ここぞとばかりにトレーナーさんにこの現状を相談しました。
するとトレーナーさんは怒るわけでもなく、そしてこんな私にあきれるわけでもなく、「モチベーションの低下は誰にでもある」ということを説明してくれた上で、モチベーション維持にプラスになる次のようなことを提案してくれました。


ポイント
- TOEICスコアアップした後の明るい未来を考える
目標を達成したらこんなに楽しいことがある、自分にプラスになることがあると明るい未来だけを考えます。
- 目標スコアを達成したら喜んでくれる人の笑顔を思い浮かべる
これはライザップのカウンセリング質問にもありましたが、目標を達成したら伝えたい人、喜んでくれる人のことを考えるというものです。
- 朝起きたら鏡の中の自分をほめる
朝起きて顔を洗うときなど、鏡の中の自分に「よく頑張ってるぞ!その調子!」などと話しかけることで、自分を鼓舞します。
なんか私が書き出すとアホらしく感じますが、トレーナーさんが心理学を交えながら説明してくれると、なるほど!と思えるんですこれが。要は圧倒的なポジティブシンキングですね。
人間の脳なんて単純なんで、無理やりにでも笑顔を作ってると脳が勝手に「楽しい!」と感じるそうです。
それと同じで、とにかくポジティブなイメージを持ち続けること。これが3か月猛勉強をやり遂げるコツだと教わりました。
また、もっと実践的なアドバイスとしては、
ポイント
- 学習時間をさらに細かく分ける
これまでは1時間くらいはまとまって学習時間を確保していましたが、30分とか10分とかでもとにかくスキマ時間にちょくちょくやったほうが身に付きやすいというようなことを伺いました。
- 学習はなるべく朝にやる
先述のようにサラリーマンは急な残業や飲み会なんかで夜の予定が狂いやすいです。なので、何も始まっていない朝早くに学習を済ませてしまうというのも社会人には有効な作戦だといいます。
- 学習場所を変えてみる
毎日同じ場所で勉強するよりも、たまには別の場所で勉強するのもモチベーション維持に役立つといわれました。私は自宅から近いカフェに行ってみたり、ファミレスで勉強をやったりしてみました。
そして、学習モチベーションをもう一つの大きなカギが、成果を感じることだそうです。
ライザップイングリッシュではセッションごとに確認テストを行い、しっかりとやったことが身についているかどうか確認できます。
でも最終目標はTOEICのスコアアップです。

ということで、モチベーションが下がり始めた私を心配して?(もともとそういうカリキュラムだったのかもしれませんが)セッション5か6あたりから実際のTOEICの形式に沿った模擬試験がシュクダイとして課されました。

自己学習のシュクダイとはいえ、模擬試験を解くときは時間を測るようにキツく言われました。
後でわかることですが、ライザップイングリッシュのTOEICスコアアップコースでは、英語聞いて・読んで瞬時に反応する「反応速度」を大切にしているんですね。
これは実際の試験で時間が足りなくなることの多いTOEIC中級者にはかなり役立つトレーニングといえます。
そんな感じでモチベーションの低下に苦しみつつも、トレーナーさんの助けを借りてなんとか1か月目を終えたのでした。
私のライザップイングリッシュ体験談~2か月目~
相変わらず膨大なシュクダイは大変でしたが、トレーナーさんの助けもあって順調にシュクダイをこなし、またTOEIC模擬試験の点数が上がっていることに手ごたえを感じて、2か月目は比較的楽しんで学習できていたと思います。
また、トレーナーさんから提案されたように朝早起きして学習すると夜の予定にかかわらず勉強できるし、すっきりと頭に入ってくるし、早めに出勤すれば通勤ラッシュに巻き込まれずにも済むしと良いことだらけだということが分かりました。
社会人で英語学習をやろうと思っている人には朝学習がマジでおすすめです。
2か月目の最初に、トレーナーさんと話して7月のTOEICの公開テストを受験することを決めました。
私は8月までにTOEICで800点以上取らなければならないという絶対的な目標があり、残されたTOEIC受験チャンスは6月と7月の2回だけです。
6月の公開テストはライザップイングリッシュを始める前にすでに申し込んでいましたが、7月の公開テストはライザップイングリッシュのプログラムの一環として申し込みました。
ちなみに受験料は自腹です。
TOEICの受験が決まると、毎日の学習にも気合が入ります。
この頃になると、セッションやシュクダイでは「問題を解くスピード」をかなり意識して学習していました。
セッションではトレーナーさんが日本語を言って、私が瞬時に対応する英単語に答えたり、その逆もありました。
またシュクダイで問題を解くときにも必ず時間を測り、〇〇秒以内に解けるように「訓練する」という指導がなされました。
これがホームページに書かれてた「英語脳を鍛える」ということなのかな?
この頃から昇進試験の勉強もぼちぼち始めていました。
昇進試験は一般教養と小論文と私の仕事に関する専門知識を問う試験です。
ライザップイングリッシュもやりながら昇進試験の勉強もするのはかなりきつかったです。
当然その間毎日の仕事があるわけですが、平日は朝早く起きて主にTOEICの勉強、夜にちょこちょこ昇進試験の勉強。
土日も朝早く起きて勉強していました。全体としては、ライザップイングリッシュ8:昇進試験2の割合で勉強してました。
TOEIC800点取らないと昇進試験を受けられないので、あくまでもプライオリティーはTOEICです。
2か月目は勉強と仕事でほとんど家庭のことはできませんでした。奥さんと子供に申し訳なかったです。
この頃になると、

というようなことを考えていました。
なので、仕事でトラブルが発生して無駄に残業が増えると、

とイラついたりしました。
でもよく考えるとそもそも私がTOEICの勉強をしているのは、仕事のためです。昇進試験を受けるためにやっているのです。
なんだかTOEIC自体が人生の目標になってるような気がして、本当にこれでいいのか?とふと疑問に思う日もありました。たぶん睡眠時間が短くて頭がよくわからない状態になっていたんですね。
とにかく2か月目が一番勉強したと思います。
セッションではTOEICの本番を意識したレッスンが続きました。問題回答時間を厳しくチェックしたり、確認テストで間違えた個所を徹底的に復習したりです。
私の場合は多くの人が苦しむリスニングのセクションよりも、リーディングの文法セクションが苦手という弱点がありました。
なので、日々のシュクダイも文法中心に課されていました。これがパーソナライズしたカリキュラムというやつなのかな?
そして6月の終わりにはライザップイングリッシュ受講前にすでに申し込んでいたTOEICの公開テストを受験しました。
日々の学習で模擬試験を受けているので、受験後なんとなく感覚でこれは800点行ったんじゃないか?という手ごたえがありました。
この試験で800点を取れたらもうTOEICの勉強をやらなくていいわけですが、結果がわかるのは約1か月後でその時にはライザップイングリッシュプログラムが修了しています。
さらに1か月後の7月の公開テストはライザップイングリッシュのプログラムの一環として受けなければいけないので、結局これまでのペースを崩さずに学習を続けていくことに決めました。
私のライザップイングリッシュ体験談~3か月目~
6月に受けたTOEIC試験の感想コンサルタントの方にお話し、もしかすると800点とれたかもしれないと言うと、まだスコアが出ていないのに自分のことのように喜んでくれました。
でも実際に800点が取れるまでは安心できません。

そんな言葉から私のライザップイングリッシュラストスパートが始まりました。
3か月目も相変わらず膨大なシュクダイをこなし、苦手の文法を中心にセッションを進めていきました。
ところが、(もしかすると6月の公開テストで800点とれたかもしれない)という浮ついた気持ちで勉強にあまり身が入りません。
TOEICの点数がとれた(かもしれない)ことでモチベーションが下がるなんて、2か月前には夢にも思いませんでした。
ということで3か月目は実を言うと昇進試験の学習をメインにやっていました。
シュクダイをさぼっていたわけではありませんが、ここまで2か月間真剣に勉強に取り組んでいたおかげて、1日3時間も勉強しなくてもセッションの確認テストではよい点を取れるようになっていました。
そうした私の態度を感じ取って?か、もともとそいうカリキュラムなのかはわかりませんが、3か月目のセッションではこれまでの指向とは異なり、トレーナーの方と英会話が始まることがありました。
最初に決めたトピックについて英語で自分の意見を述べるというものです。
自分の意見に対してトレーナーさんから英語で突っ込みが入り、それにまた自分の意見を述べていくという感じです。
これまでライザップで英語の勉強をたくさんやってきたとはいえ、それはTOEICで点数を取るための勉強だったので、この英会話レッスンは新鮮でした。
また日本人同士で英会話をするという経験はなかったので、それも新鮮でした。
そんなこんなで3か月目もあっという間に過ぎていきました。
そして、ついに6月に受けたTOEICテストの結果がネットで発表されました。7月の公開テスト受験一週間前です。
820点!

ついに800点を超えました!これには涙がでるほどうれしかったです。
すぐにコンサルタントさんにLINEで報告しました。すると、すぐに超長文の熱いメッセージが返ってきました。
ほんと、このトレーナーさんと頑張れてよかったなあと思えた瞬間です。
この試験はライザップイングリッシュを始めてから2か月目に受けたので、開始前の625点から2か月で195点スコアアップしたことになります。
TOEICの結果は私の勉強に協力してくれた奥さんや、あまり遊んであげられなかった子供にもすぐに報告し、その日はみんなで盛大にお祝いしました。
たかが試験のスコアがよかっただけですが、勝利の美酒は本当においしかったです。
さて、最後のチャンスとなるはずだった7月の公開試験受験前に無事に800点オーバーを達成してしまったわけですが、せっかくお金を払って申し込んだんだし、純粋に何点まで伸ばせるのか興味があったので、予定通り7月の試験も受けることにしました。
900点の大台を突破なんかしちゃったら、、、と想像したりしてニヤニヤしている顔は、はたから見たら大分気持ち悪かったと思います。
7月の試験でも6月の時と同様、たしかな手ごたえがあり、これは確実に800点超えたな。という感触がありました。
もしかしたら900点いったかも!?などと想像して、またニヤニヤしていました。
この試験の直後に最後のセッションがありました。最後のセッションもいつも通りに進みます。
3か月間苦しかったTOEICの学習でしたが、もう最後だと思うと感慨深いものがありました。
また既に目標だった800点をクリアしていたというのもあって、すがすがしい気持ちもありました。
仕事とはいえ、3か月間私の勉強を熱心にサポートしてくれ、モチベーションが下がれば応援してくれ、確認テストの成績が良ければ褒めてくれたり、悪ければ叱咤激励してくれたりしてライザップイングリッシュを完走させてくれたトレーナーさんに本当に感謝です。
このトレーナーさんの熱意に報いるために、また自分自身の努力を無駄にしないためにも昇進試験に受かろう!と強く心に誓って私のライザップイングリッシュは終了しました。
※追記:その後昇進試験に無事合格し、課長に昇進することが内定しました!
ライザップイングリッシュ後の最終TOEICスコア
冒頭でも載せましたが、3か月間のライザップイングリッシュを終えた最終的なTOEICスコアは875点でした。
250点のスコアアップです。
実は900点に届かなくて少し悔しいという思いがありますが、見事結果にコミットしてもらいました!

RIZAP ENGLISHを終えた感想とこれからやる人へのアドバイス
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)を終えてみて強く思ったのは、ライザップは英語そのものを教えているというよりも英語の勉強の仕方を教えているということです。
正しいやり方で量をこなせば、誰だって学習効果が出てTOEICで結果が出せると思います。
ただ、多くの人は正しいやり方が分からないし、そもそも自分一人では量をこなせないのです。
そんな人たちに寄り添って結果を出す手助けをしてくれるのがライザップイングリッシュです。
ですから、ライザップイングリッシュに通えば魔法のようにTOEICのスコアがアップするということでは決してなくて、頑張るのはあくまでも自分自身。
ライザップイングリッシュのカリキュラムにコミットし、必死になって勉強した人にだけ結果が付いてくるんだと思います。
ライザップイングリッシュの料金は安くありません。
私が通った3か月コースは約45万円、教材なども合わせれば50万円です。
一方、ネットを探せば独学でTOEIC800点や900点を獲得した人たちがたくさんいます。そういう人の勉強法もかなり詳しく公開されています。
なので、まずはそれらを見て、自分でもできそうだな!と思ったら独学で勉強すればいいと思います。
一人じゃ無理だとか、私のように目標スコアまでのタイムリミットがあるという人にはライザップイングリッシュが本当におすすめです。
50万円払う価値はあると思います。
ただ1つだけちょっと後悔しているのは、2か月コースでよかったかな?ということです。
ライザップイングリッシュに入ると学習効果の確認としてTOEICの公開テストかIPテストを受けることになると思いますが、3か月とか4か月コースだと途中で目標点に達した後にモチベーション維持が難しくなります。
2か月でもかなり密度が濃く、劇的にスコアアップする可能性が高いので、もしこれからライザップイングリッシュに挑戦しようと思っている人はコースの長さは慎重に選んだほうがいいと思います。
またライザップイングリッシュは大人気で、2-3か月待たないと入れない、という状況もあるようです。
せかすわけではありませんが、私のようにタイムリミットがある人は早めに申し込まないとスケジュールに間に合わないかもしれないので注意です。
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