私はRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)に通ってTOEIC試験勉強を嫌っていうほどやったのですが、その経験から学んだことを偉そうに書いてみます。
英語の上達には音読が効果的だと昔から言われています。
口を使うことで記憶が定着するし、自分の声を聞くことで発音やイントネーションの弱点をチェックすることもできるからです。
他にも音読の効果は読解力にも反映され、返り読みのクセがだんだん無くなってきます。
リスニングのトレーニングとしても音読が有効だと言われています。
教材を見ながら音声と一緒に音読する「オーバーラッピング」や、教材を見ないで音源を後追いする「シャドーイング」をすることでリスニングが飛躍的に伸びることでも有名ですね。
音声素材を使わないでテキストを自分なりに読むだけでも効果はあります。
音読はTOEICのリスニングセクションでも大いに力を発揮し、正しい音読勉強法を続けていればTOEICリスニングで高得点を狙うことができます。
そこでこのコラム記事では、TOEICリスニングのスコアを上げるための音読勉強法についてまとめてみました。
レベルに合わせた教材選びが大切!
どんな英文を音読するか。 悩ましいところですね。
TOEIC800点以上の高得点者は、公式問題集からPart3やPart4の長めの英文をそのまま使うと良いと思います。

TOEICでそれだけの得点を取れるということは、これまでにも音読をやってきており、かなり慣れている人たちだと思うからです。
短文はすでに物足りないでしょうから、問題集だけではなく、新聞の記事くらいの長さの音声つきの素材を数多くこなしていくことをお勧めします。
そして初心者や600点くらいの中級者の方たちは、短文をひたすらやり込んで、文の構造を体に叩き込むつもりで音読していくといいと思います。
そのくらいの得点だとまだ文法にあやふやな部分が残っている可能性が高いです。
公式問題集Part1やPart2の英文、そしてあまり難しく書かれていない文法書に載っている英文を利用して口慣らしをしてみてください。
音読筆写をしてみよう
あまり耳慣れない言葉が出てきたと思われたのではないでしょうか。
「音読筆写」は、だいぶ前にTOEICトレーナーの方が提唱していたやり方です。
「英文を声に出しながら、紙にその英文を書いていく」という方法で、口と一緒に手も使うことで、体に英語を沁み込ませるのです。
口も手も疲れるのであまり長時間できないのですが効果は絶大で、これだけやって短期間でTOEICスコアが150点近く伸びた!という報告もあります。
効果的な音読筆者のやりかたとしては、
注意ポイント
まず該当の短文を10回音読→5回音読筆写→ダメ押しでもう一度10回音読
の繰り返しです。
やってみるとわかると思いますが、ある程度の長さの英文を10回音読するだけで結構疲れます。
それをさらに紙に書いていくのですから、当然声もガラガラになるし手も痛くなります。
でもこの勉強法は、自分で発音した英語が自分の耳に届き、さらに文字を書くことによって視覚からも頭に英文が流れ込んでくるので、かなり効果が高いです。
音読で気を付けたいこと
素材にする英文に音声がついていれば、まず何回も聞いて耳に慣らしてから行なってください。
いきなり自己流で読むと文の区切りやイントネーションなどが分からず、間違ったまま身についてしまうからです。
そして棒読みでやらず抑揚をつけて読むこと。
人前で英語を読むことを恥ずかしがって、あえて棒読みで喋る初心者の人がいますが、客観的に見てかえって恥ずかしい状態です。
英語はイントネーションが非常に重要なんです!
練習なので恥ずかしがらずに、いま自分はネイティブになっていると妄想して、なんならジェスチャーもつけながら英語らしい英語を目指して音読していきましょう!
TOEICリスニングのスコアを上げる音読勉強法・まとめ
音読は一人になれる場所や時間がないと、なかなか手を出しづらい勉強法です。
とはいえ効果はかなり高いので毎日の勉強になんとか取り入れたいところ。
一人になれないなら、いっそ人前でやってしまえーっ、と家族の前でやっていたら余計な茶々を入れられてバカにされましたが、無視してやり通したらスコアに見事に反映してくれました。
TOEICのリスニング対策にはやはり持って来いの方法です。
なんとか日常に取り入れて、バカにしてきた人のことはバカにし返す気持ちでやってみてください。
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